子供ができない!不妊治療の現状

妊娠をむずかしぐしている原因が検査により明らかになれば、その原因に応じた方法により、妊娠への可能性を高めていくことができます。
そのための医療が、一般には「不妊治療」と呼ばれています。不妊治療には、次の二つのカテゴリーがあります。

妊娠する方法は、二つあります。 一つは自然妊娠で、男女の性行為によって精子と卵子が受精し、妊娠するという一般的な方法です。 二つめは人工妊娠で、医学的な技術によって受精を行う方法です。
参考:子供ができない理由

一般不妊治療
最先端の技術は用いずに、従来の方法で行う治療法です。
・タイミング療法II排卵日を予測し、その日に合わせて夫婦生活を持つ療法。排卵日をいかに正しく予測するかが重要。
・人工授精IIパートナーの精液を女性の子宮に流し込む方法。精液をそのまま流し込む方 法と、洗浄濃縮することによって精子のエリート集団をつくって注入する方法がある。

生殖補助医療
最先端の技術を用いて、妊娠をサポートする医療です。現在は、培養液の進歩によって、受精卵を着床寸前の状態にまで育ててから子宮に戻せるようになり、妊娠率が確実に高まっています。
・体外受精II採取した卵子と精子を同じ容器に入れて受精させ、その受精卵を子宮に戻す方法。
・顕微授精II採取した卵子の中に精子を一つだけ入れて、確実に受精させ、その受精卵を子宮に戻す方法。正常な精子が一つあれば受精が成立するので、重度の男性不妊症でも妊 娠の可能性が広がる。

一般的な方法を紹介しましたが、現在は、技術も設備も薬も培養液も、あらゆる方面に生殖補助医療は発展し続けています。これにより、妊娠率は確実に高くなってきています。 体外受精が始まった当初、日本における妊娠率は20%ほどでした。現在は、20から40といわれています。 生殖補助医療による妊娠率は20%を超えます。これは、世界トップクラスの成績といえるでしょう。治療は、スタートから少なくても1年以内の妊娠を目標に進めていきます。なお、タイミング療法だけで妊娠するカップルは、全患者さんの20%、人工授精は30%です。すべてを合わせれば、およそ20%の患者さんが妊娠しています。

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